増収増益しながら残業時間を9割減らした会社の話

社員に愛社精神を持ってもらうにはどうすればいいだろう?
社員が何を考えているのか分からない。
もっと、社員の考えていることを聴きだすことはできないだろうか…。
こんな風に考えている経営者、管理職の方におすすめの記事です。

 

こんばんは。
JPSA横浜みなとみらい支部の佐藤絵里です。

 

この日のメインプレゼンテーターは、株式会社SORAというIT会社を経営されている前田朋康社長です。
SORA Corporation

Webサイトの成功は戦略で決まる。Web戦略の企画立案、Webサイト・システム構築、新規事業の立ち上げ支援など、事業を成…

 

タイトルにもある通り、増収増益しながら残業時間を9割減らすことに成功されている敏腕社長✨
ゆるキャラのようにマイルドな見た目と物腰ですが、圧倒的な成果を出されているプロスピーカーのお一人です。

 

さとえり
IT会社って 長時間労働が当たり前のイメージだけど、どうやって残業時間を減らしたんだろう??

前田社長が社長になった経緯

 

最初に、ちょっと前田社長が社長になられた経緯について触れます。

前田社長は創業者ではなく、事業承継をされた2代目社長だそうです。

 

同族経営ではなく、前の社長から「やってみないか?」と聞かれ、二つ返事で社長就任を決められたそう✨

 

さとえり
なんと!
即決ですか?!
前田社長

当時のことをぶっちゃけしまうと、、、

前の社長よりも自分がやったほうが上手くいくと思っていたんだよね~。

実際、そんなうまくいくわけなくて、いろいろ大変でした(苦笑)

 

前田社長が引き継いだ時の会社の状況は、業績面でも社員さんのモチベーション面でも、良いとは言えない状態だったそうです。
前田社長

SORAの社員総会で、会社をこれからどう立て直していこうかという話題になって。

とある社員がとっさに「どうにもならないでしょ」って、つぶやいたんだよね。ぶっちゃけ、結構まずいなと思いました。。

 

さとえり

なんと。。。

 

そんな状態の中、前田社長は『頂点への道』講座を受講されます。

そこで、選択理論心理学に触れ、とあることに気が付いたそう。

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仕事で貢献したくない社員はいない

 

選択理論心理学には「5つの基本的欲求」という考え方があります。

「人は生まれながらにして、5つの基本的欲求(生存、愛・所属、力、自由、楽しみ)を有している」というもので、個人個人によって各欲求の強さも満たし方も異なります。

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こんにちは。 選択理論心理学を学んで2年が経ちました、JPSA横浜みなとみらい支部の佐藤絵里です。   今日は、選択理論心理学における考え方の1つ『5つの基本的欲求』について、お伝えいたします。   […]

 

この5つの欲求の「力の欲求」をさらに細かく分類すると、「貢献の欲求」というものがあります。

「貢献の欲求」とは、まさにそのままの意味で「誰かの力になりたい。役に立ちたい。」という欲求✨

 

各個人によって欲求の強さは異なるものの、それぞれの欲求が0(ゼロ)という人はいないそうです。

 

ということは…

 

前田社長

仕事においても、「貢献したくない社員なんていない」という前提を強く持つようになったんだよね。

そうしたら自然と、「社員の貢献の欲求を満たすにはどうしたらいいだろう?」って考えるようになりました。

愛社精神を育むための施策

「社員だって会社に貢献したいんだ」

 

そんな前提を持つようになった前田社長でしたが、実際問題、すぐに現状が変わるわけではありません。

 

そこで前田社長は、社員さんお一人お一人と面談する時間を毎月確保されたそうです。

 

 

さとえり
面談ではどんなことをされるんですか?

 

前田社長

社員の話を「聴く」ことに徹しました。

社員が望んでいることをとにかく聴いて、何が出てきても一旦は受け入れるようにしました。

そうして、あらゆる前提を排除して、社員の望みが叶うような方法を一緒に考えたんです。

 

さとえり

そうなんですね!

SORAの社員さんから出てきた願いって、みんなすぐに実現できるようなものだったんですか?!

前田社長

いや、もちろんすぐに実現できない望みばかりの社員もいたよ(笑)

その時は、すぐに叶えられそうな願望が出てくるまで繰り返し聴きました。

それで、社員1人の願望に対して、最低1つはすぐに実行していくのね^^

そうしたら、社員のほうも「この会社は自分の声を拾って、形にしてくれるんだ」ということを感じくれたからか、次第に愛社精神を持つようになってきました✨

 

実際に前田社長は、社員さんの意見で効果的だと思われる施策を実行されたそうです。
実行した主なものは以下6つ。
①朝礼の廃止
②フレックス制の導入
③在宅勤務制度の導入
④兼業の許可
⑤男性の育休6か月取得OK
⑥稟議書の廃止

 

さとえり
朝礼廃止したんですか?!
↑関西出身

よくよく考えてみると、朝礼に参加しなかったり遅れたりする社員が結構いて、、、

「みんな、必要性を感じてないんちゃう?」って思って、廃止しました。

 

前田社長が朝礼を廃止されたことを大きなきっかけに、社員さんの様子も変わってきたそうです。
他にも、男性の育休について、制度としてはあっても取得しづらい雰囲気がある会社が多いので、そうならないよう該当者に積極的に取得してもらったとか✨
稟議書も、チャットのやりとりで許可を出し、一定の金額以下であれば事後報告でOKにされたそうです。

 

さとえり

すごい✨

SORAの理念どおり、自由を作りだしてますね✨

 

前田社長

僕自身の人生理念にも「自由」が入っているからね。

それに、社員の望みを叶えていったことで、「会社は聴いてくれる」という信頼感を確立することもできたし✨

 

 

社員さんの信頼を得た段階で、本格的に「個別面談」を開始されたそうです。
ただ、この個別面談も前田社長から何かを指示したり聞きだしたりするのではなく、社員さんにひたすら「感謝」を伝えていったそう。
感謝して、社員さんの望みを聴いて、そして場合によってはこちらからリクエストをしたそうです。

 

さとえり
リクエストってなんですか?
前田社長
こちらが期待することを伝えたり、社員さん自身の望みを得るために必要なアクションを伝えることですね^^
社員さんのお話をお聴きするだけではなく、場合によってはこちらからもリクエストするんですね✨

社長よりも会社を好きになってもらう意義

上にご紹介した社員さんの望みを叶えていく際、前田社長は「社員には、自分(社長)よりも会社を好きになってもらう」ことを意識されていたそうです。

 

前田社長

自分で言うのも何だけど…

僕自身は、けっこう社員に好いてもらっている自覚があって(笑)

でも、例えば「僕が社長やめました」ってなった時に、社員が「じゃあ私もやめます」ってなるのは違うんだよね。

僕が社長じゃなくなったとしても、SORAは存続していくし。

さとえり

そうなんですね✨

具体的には、どんなことをされたんですか?

(社長っぽいこと言ってる前田社長、初めて見た…)

前田社長

一番意識したことは、会社に対して「心理的安全性」を持ってもらったことかな。

例えば、経験の長いエンジニアは「失敗する」ことや「質問する」ということに対して、躊躇する傾向があったんだよね。

でも、そうではなくて、「失敗は学習する機会」であることを伝えていきました。

僕自身が、先陣切って失敗していくところを見せたりなんだりして(笑)

 

前田社長がおっしゃるには、人は以下4つの不安を抱えているそうです。

✅ 無知と思われる不安
✅ ネガティブと思われる不安
✅ 無能と思われる不安
✅ 邪魔する人と思われる不安

 

これらを徹底的に排除して、会社を社員さんにとって安心安全な空間にし、挑戦できる環境を作っていったそうです。

退職した社員がSORAに仕事を持ってきた?!

たくさんの質問がでました
たくさんの質問がでました✨

 

社員さんにとって、会社を安心安全な空間にしていく行動を続けた結果、前田社長も驚くような出来事が起こったとか。

 

 

前田社長
✅ フリーランスの社員がSORAに仕事を持ってくる。
✅ 退職した社員がSORAに仕事を持ってくる。
✅ 社員が代表(自分)の仕事を減らそうとする。
✅ 社員がSORAの売り上げを増やそうとする。etc…

 

 

さとえり

すごい✨

退職した社員さんとも交流があるのって、いいですね✨

 

前田社長

うん^^

持ってきてくれた案件を見て、「(元社員は)かなり年収あがったんやな」って思った(笑)

SORAの売り上げを増やす以外にも、自発的に「アプリの開発コンテストに応募したい」という社員さんもいらっしゃって、有志+前田社長とで福岡開催のスマートフォンアプリコンテストに出場されたそうです!
そして見事にシャープ賞を受賞!
さとえり
シャープって、あのシャープですか?!
前田社長

うん。

コンテストの協賛企業の一つだったシャープ株式会社さまの賞😇

 

前田社長の戦略的おちゃめな一面

選択理論心理学に触れたことをきっかけに、社員さんの望みを聴いて、実行し、安心安全空間を作り、自分の望む現実を作ってこられた前田社長。

この記事だけ読むと、なんだかかっこいい社長のように思えますが(笑)

先月のJPSA横浜みなとみらい支部の定例会では、なんとこんな格好でプレゼンをされていました。

 

マリオww
マリオww

 

 

さとえり
不安と恐れは皆無ですねwww
前田社長

こういうのまんざらでもなく好きっていうのもあるけど。

マリオの恰好をした理由はちゃんとあるよ(笑)

 

実は、先月のJPSA横浜みなとみらい支部の定例会では「夏まつり」をテーマに、いつにもましてお子さま連れの方が参加しやすい定例会にした経緯がありました。

 

それで、お子さまでもプレゼンテーションの内容が分かるように、あえてマリオにしたんだとか。

 

 

前田社長

マリオにとって、「目的」はピーチ姫を助けて世界を平和にすること。

そのための「目標」はクッパを倒すこと。

さとえり
めっちゃ分かりやすい!!
(一瞬でも変態だって思ってごめんなさい)

子供たちにも大人気だったんじゃないですか?✨

前田社長

……最初はちょっと引かれてたけどww

最後はハイタッチしてくれました✨

 

こんな風に(?)JPSA横浜みなとみらい支部では、毎月 仕事でもプライベートでも圧倒的な成果をだされているプロスピーカーによる選択理論心理学のお話を聴くことができます。

今週の土曜日、9月28日の定例会のプレゼンターは、弁護士の喜多先生✨喜多先生はおそらくスーツ姿だと思いますが、「弁護士先生」という職業にいい意味で似あわない、物腰が柔らかいおちゃめな先生です。

 

『相手に求める技術』というテーマで、プレゼンをしてくださいます。

喜多先生のプレゼンですが、こんな方にとくにおススメ!

♦メンバーの成長を願う経営幹部、マネージャーの方

♦お互いの成功を喜び合えるビジネスパートナーをお探しの方

♦身近な人との人間関係を良くしたい方

♦人ともっと深く関われるようになりたい方

♦選択理論消化不良病から一刻も早く脱したい方

※選択理論消化不良病とは、選択理論を学んだばかりの人が陥ってしまいがちな状態を表す造語のようなもの。
部下などマネジメントする相手に選択理論的に関わろうと試みるがゆえに、伝えるべきことも伝えられなくなってしまう状態のこと。

 

 

9月28日の14時より、横浜駅が最寄の神奈川医科歯科大学附属横浜クリニックで開催いたします。
参加を希望される方、詳細をしりたい方は、横浜みなとみらい支部のイベントページをご確認ください^^

 

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10月のメインプレセンターは、母乳育児サロン ラルーナの代表・助産師であり、 JPSA認定ベーシックプロスピーカーの松好和恵さん! テーマは「連動力」 連動力って初めて聞く方も多いと思いますが、和恵さんいわく「人生の目的と目標をつなぐ力」だそうです。 仮に人生の目的がはっきりしても、本来はその目的を果たすための目標が仕事の目標だったりして、一貫性がうまく取れない方もいらっしゃいます。 松好和恵さんの場合は、家族、仕事、JPSAの支部活動といった一見バラバラに見える各役割や活動も、「家族愛」という目的で連動されてるそうです。 つまり、家庭と仕事、地域活動等のそれぞれを常に人生の目的と連動させることで、どんな時も「家族愛」という一貫性を持って行動できる力。 仕事と家庭を別々に考えるのではなく、日常が全て1つにつながる連動力。 そんな連動力を手にできたらどんな人生になるのか? 考えただけでワクワクしませんか? 今回はこの連動力の秘訣を皆さんへ向けてメッセージいただきます!

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