親子で学ぶ☆夢を持つ技術

子供に楽しい人生を送ってほしい
子供に夢を持ってほしい
子供のお手本になるような大人になりたい

 

そんな思いをお持ちの方へ。
この記事がきっとお役に立てるはずです^^!

 

こんにちは。
JPSA横浜みなとみらい支部のさとえりです。

 

今日は2020年最初の支部会(๑˃̵ᴗ˂̵)

横浜みなとみらい支部の支部長 松好利尚さんに、「親子で学ぶ目標達成の技術」についてお話いただきました。

 

松好支部長ですが、国内航空会社にてパイロットとして勤務され、これまで1万時間以上ものフライトをご経験されています。

さらには、パイロットを育てる指導教官としてもご活躍中🌟

 

そんな松好支部長が、小・中学生でも活用できる「夢をもつ技術」についてお話されました。

この日は、お子さんのご参加もいつもよりも多い^^

 

 

松好支部長

I have control !

この言葉の意味、ご存知ですか?

さとえり
なんだろ・・・?
「I have control !」は、パイロットがフライトで操縦桿を握る時、最初に発する言葉だそうです。

 

「私がこのフライトの舵をとる!」

 

という意思表明だそうです!
松好支部長が「将来、パイロットになりたい人?」
と聞いたところ、会場からは5名のお子さんの挙手が!!
松好支部長
今日は、この5名に向けてメッセージします✨笑

パイロットやキャビンアテンダントになりたいお子さんがたくさん参加されているということで、なんと!

この日は、松好支部長のお知り合いの、現役のパイロットやキャビンアテンダントの皆さまもいらっしゃっていました!

 

さとえり

女性のパイロットさんっているんだ!

カッコいいー!!

 

 

パイロット・指導教官として長年ご活躍される中、松好支部長が気が付いたことは、「飛行機の操縦と人生はとてもよく似ている」ということ。

 

松好支部長

みなさん、ぜひ

I have control !

という言葉を持ち帰ってください!

と言う言葉と共に、松好支部長のお話は始まりました。

「パイロットになりたい!」と決意した少年時代

三人兄弟の長男(一番右)の松好支部長
三人兄弟の長男(一番右)の松好支部長
松好支部長がパイロットを志したのは、6歳の時だったそうです。
5人家族の長男として岩手県で生まれ、ある日 地元の空を、飛行機が飛ぶのを眺めていた時のこと。
松好支部長

飛行機雲を見て「かっちょい〜」って思ったんです🌟

当時、「スチュワーデス物語」とか「トップガン」っていうパイロットの映画があって。

世界中を旅して回れるようになったらかっこいい!って思いました!

それで 6歳の時に、みんなの前で「僕はパイロットなる!」って宣言したんです!
※スチュワーデス=キャビンアテンダント   のことです
そこから少年時代の松好支部長は、パイロットになるために色々調べたり勉強したりしたそうです。
そして、日本で唯一の国立パイロット養成期間である航空大学校に進学し、国内大手航空会社に入社して、1万時間以上飛んできました。
さとえり
1万時間って、距離にするとどのぐらいですか???
松好支部長
地球の周りを300周ぐらいかな
さとえり
なんと Σ(・□・;)

「お前、パイロットに向いてないな」と言われ続けた学生時代

ざざっと聞くと、順風満帆なように思える松好支部長のパイロット人生ですが、「パイロットになるの、やめようかな」と思ったことは1000回以上あったとか。

 

松好支部長
航空大学校の先生から
「お前何やってるんだ!パイロット向いてないな!」
と怒鳴られ、頭を殴られたり、飛行機の操縦桿をグッと押されて急降下されたり…
そんな日々が続きました。
もうパイロットに向いていないかも、無理かもな、と思いましたね。。
橋の手すりに手をあてて川を見て、「ここに飛び込んだら人生楽になるだろうな」って思ったこともあったそうです。
松好支部長

でも、死ぬ勇気もなく、、、

学校に戻れば、仲間がいるし…。
もし、本当にパイロットになりたいという夢がなかったら、あの時人生を諦めていたかもしれない。
パイロットして就職してからも、松好支部長の葛藤は続いたそうです。
松好支部長
自分が機長になって初めてのフライトは、本当に自信がありませんでした。
手が震えました。

初めてのフライトだから、いいところを見せたくて家族を呼んだんです。
渾身の思いを込めてした機内アナウンスだったのに、、
第一声が「ご搭乗の皆しゃま……」
格好がつきませんでした(苦笑)
目的地についた時、汗ぐっしょりでしたね。。。
そこで松好支部長は、当時のキャプテンに「やっていく自信がありません。この飛行機を守り続ける自信がありません。」と、相談されたそうです。
松好支部長
キャプテンに、「松好、お前仕事って書けるか?」って、聞かれたんだよね。
さとえり

???

「仕事」ですか??

 

当時の松好支部長も「仕事」と書いてキャプテンに見せたそう。

そうしたら、キャプテンは「仕」の字に大きな✖️を付けたそうです。

 

松好支部長
「松好、お前の仕事はこうじゃない。
お前の仕事は『死』んでんだよ!
お前の後ろには、何100人のお客様が乗ってるんだよ?
お前は決められたことをやってるだけなんだ。
お前の仕事はな、奴隷と一緒だよ!
お前、お客様のこと、考えてんのか?

今のお前は、自分が怒られないように意識を向けているだけだ。」

って言われたんです。
最初はムカッとしたけど、よくよく考えるとそうだなあって…。

自分が怒られないようにと必死で、、
当時はお客様に意識が向けれられていなかったなあと、感じましたね。
さらにキャプテンは、「松好、お前は36年前の事故のことを忘れたのかよ!」と続けたそうです。
松好支部長は、その事故について支部会でこんな風にお話されました。
36年前の事故の話。
今日、来ているお友達は知らないんじゃないかな。
お盆時期でみんなが帰省する時だったんだけど、羽田〜大阪に向かう飛行機の墜落事故があったんだ。
離陸して12分後、機体の後ろの圧力隔壁というところが壊れてしまって。
飛行機を操縦していた高濱機長は、この機体をなんとか立て直そうと懸命に操縦機を握りましたが、群馬県の高天原山に墜落して、520名が亡くなりました。
ご遺体は潰れてしまっていて、誰かを判別することができないぐらいの状態でした。
高濱機長は5人家族のお父さんで、ご家族は必死になって、真夜中の体育館、人目を避けてご遺体を探しました。
ようやく見つかって、棺の蓋をそっと開けてみたら、そこにあったのは5本の歯でした。
高天原山には500名以上の墓標が立っていますが、30年以上経った今も、3つの墓標は倒れたままです。
その3つの墓標は、その時の運航乗務員3名の墓標で、「なんで家族を助けれくれなかったんだよ!」と、遺族が蹴り倒してしまうそうです。
引用元:松好支部長の言葉
松好支部長
その話を聞いた時、僕は本当に反省しました。
確かに僕は、本当に自分の仕事を理解していなかったな、と。
そこから僕は、「誰のために?なんのために?なぜ?」
どんな思いで目の前のことに取り組むのか?
どんな思いで仕事をするのか?
という、志を持って仕事をしています。
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夢を持つことの大切さ

冒頭で松好支部長がお話されていましたが、飛行機の操縦と人生は一緒だそうです!
飛行機が海の上でも迷わないで飛ぶことができるのは、コンパスがついているから💡

 

でも、飛行のコンパスも壊れることがあるそうです💦

 

そんな時、パイロットはどうするか?
パイロットが北を正確に理解する唯一の方法は、北極星を目指すことだそうです。

 

松好支部長

夢を持つというのは、自分自身に対して北極星を持つのと一緒だと僕は思います。

人生って、お先真っ暗な状況が起きるじゃないですか。
震災があったり、身内が亡くなったり…。

そんな時、自分の夢があれば、お先真っ暗な状態でも、迷わず飛んでいけるんです。

もし、僕が6歳の時「パイロットになる」という北極星を持たなかったら、、
僕は低空飛行していたかもしれません。

夢をもつための技術

夢を持つことは大切。

 

とは知っているものの、どうしたら夢は持てるのでしょうか?

 

『夢を持つ技術 』を、松好支部長がお話の中で教えてくれました💡

 

松好支部長
夢があって、舵を握って、目的地に向かって諦めなければ叶います!
僕も、諦めないで舵を握りつつけたから、夢を叶えて今楽しい日々を送っています!
これからみんなに、僕たち大人がやっている技術について説明しますね。

 

松好支部長が教えてくれたのは、『セルフカウンセリング』という技術でした。
セルフカウンセリングとは、『自分が望んでいるものを繰り返し繰り返し自分に質問する』技術です。

 

【セルフカウンセリング】
1.私は何を求めているのか?
2.その為に「今」何をしているのか?
3.その行動は私の求めているものを手に入れるのに効果的か?
4.もっと良い方法を考え出し、実行してみよう。

出典:青木仁志 公式ブログ

 

まずは、1.「私は何を求めているのか?」を質問します。
松好支部長
この質問が難しければ、「私の夢ってなんだろう」って、自分に聞いてください。


脳というのはスーパーコンピューターなので、答えを出してくれます。

 

夢が決まったり、「これになりたいな〜」と思ったりしたら、2.「そのために『今』何をしているのか?」を質問します。

 

夢が明確になればなるほど、「『今』何をしているのか?」に対する答えも明確になるそうです。
小学生の頃の松好支部長は、パイロットになるために自転車に乗ってイメージトレーニングをしていたそうです。
そして、パイロットに必要なリーダーシップをつけるために学級委員に立候補し。
やりたかったけれど、目が悪くなると思ってTVゲームやらなかったそうです。

 

初めはうまくいかなくても、繰り返し「『今』何をしているのか」意識して行動し続ければ、だんだんと思い描いた行動ができるようになってきます。
今できていなかったとしても、行動し続ける限り、人は成長するそうです!

 

仕事って本当に楽しい!

松好支部長
自分の好きなことを仕事にするって、本当に楽しいです!
パイロットの仕事も、本当に楽しい!
だから今、パイロットになりたい子は絶対なった方がいい!

 

ただ、世の中に夢を叶える人の数は、1000人に1人だそうです。

 

ある夢に対して「なりたい!」って思う人が1000人だとすると。。。
行動する人は100人。
行動し続ける人は1人。

 

パイロットになりたい人はたくさんいるそうですが、行動し続ける人は1人しかいないそうです。

 

松好支部長が言うには、これは、私たち大人に責任があるそうです。

 

ある調査で「あなたの夢はなんですか?」と聞くと、低学年はみんな持っているのに、、
高学年は少なくなります。

 

大きくなるほど、夢を持っている子供の割合は少なくなるそうです。

 

「あなたは大人を尊敬していますか?」と言う質問に対し、「尊敬しています」と答える子供が多い国の1位は韓国90%、2位は中国85%、
世界平均は70%ぐらいだそう。

 

それに対し、日本は最下位の20.2%、、、なんと、最下位💦
約8割の子供が、大人を尊敬していない、ということですね。。。。
松好支部長
これって言い換えたら、「親や先生のようになりたいですか?」と言う質問に対し、日本は20.2%の子供たちから「NO」と言われているってことだよね。。
親の疲れた姿を見て、子供は「仕事って大変なんだ、大人になるって大変なんだ、、、」と感じて、徐々に夢を持たなくなっている。。。

 

夢が描けないのは、子供本人の自信の無さと比例するんだとか。
自信がない子に夢を尋ねても、「どうせ無理、私には無理」と言う返事が返ってくるそうです。

 

夢を描けない最大の原因は、子供が自分の可能性に蓋をしてしまうこと。

 

なぜこの支部が「子供の参加をOKに しているのか?」
それは、大人たちが生き生きと働いている姿を子供たちに見て、みんなに夢を持ってもらいたいから。

 

松好支部長
夢をもつ技術が普及することによって、大人たちが「俺もできるのか!」という心持ちになります。
そんな大人たちを見て、子供たちが誰一人欠けることなく夢を叶えられる世の中にしたい。

 

そんな想いから、JPSA横浜みなとみらい支部は運営されています。